上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
タイトル
「エヴァンゲリオン」
見た日にち
12月8日
DVD
アニメ

(感想)
なぜ、今、「エヴァンゲリオン」なのか?!
自分でも、よくはわからないけれど・・・。
気持ちが、落ち込んだときに、この映画を見てしまう・・・。
「宇宙船艦 ヤマト」で、子供のころを、過ごしたせいなのか?!
こういう、SFのアニメに、心惹かれる。
多分、「ヤマト」や、「エヴァンゲリオン」以前のアニメで、育った世代は、「主人公」に、物足りないものを、感じるかもしれない。
そして、「アトム」や、「レオ」の世代では、「すっきりしない」違和感を、感じるだろう・・・。

だが、私は、この、モヤモヤする、「違和感」いっぱいの「エヴァンゲリオン」が、好きだ。
今までの「主人公」たちは、あまりに、「綺麗」過ぎた!!
「正義感」を、振りかざして、「世のため」「人のため」に、活躍する。
しかし、それは、あまりにも、潔すぎはしないか??

人間は、「矛盾」・・・「自己矛盾」の生き物だと思う。

そして、「正義」などというものは、「時代の為政者」に、いくらでも、作り変えられてきたものでしかない。

「エヴァンゲリオン」に乗って、「使徒」と、戦う子供たちは、それぞれに、「心の闇」を、抱えている。
「自己」を、閉鎖して、人との接触の仕方を、知らない、綾波レイ。
実は、彼女には、「秘密」があるのが・・・。

「自己」の内面を隠して、一見、華やかに、気が強く見せかけている、アスカ。

「自己」の意見を言わず、人の意のままに、動く、シンジ。

これらの子供たちは、それぞれに、心の中に、「母親」「父親」という、肉親に、「嫌悪」や、「憎悪」を、持ちながらも、その、「父」や、「母」を、愛さずにはいられない、「自己矛盾」を、生じている。

そして、葛城みさとに及んでは、その、「自己矛盾」から、逃れるために、時には、加治という、恋人に走ったり、それを、捨てて、「仕事(=使徒殲滅)」に、没頭することで、「父親への復讐」を、果たそうとしてみたりしている・・・。

そうした、主人公たちの、「心の闇」と、「エヴァ」の再生とが、この物語の中で、「シンクロ」していく・・・。

>「心を開かなければ、エヴァは、動かないわ」・・・。

だが、いったん心を、開いてしまえば・・・。
エヴァに、「心をのっとられてしまう」危険性も「内包」しているところに、この、物語の凄さがある。

「機械」でも、「人形」でもない、「摩訶不思議」な「エヴァンゲリオン」に、乗ることを、義務付けられた、子供たちは、やがて、「エヴァンゲリオン」と、「対峙」しながら、「自己矛盾」とも、戦わねばならない。

>「生きることと、死ぬことは、同じ意味を持つ」・・・。

そう、生き抜くことが、「人間」に、課せられた、最大の「命題」であるわけだが・・・。
「真実」を、知るためには、その「命」すら、差し出さなければ、ならないのだ。
それほど、「真実」というものは、「重く」「残酷」なものだのだ・・・。

こんなことを、いくら、箇条書きしたところで、「エヴァンゲリオン」は、語りつくすことは、できない。

現実の世界におきていることではないけれど・・・。
だが、この中に出てくる、「主人公」たちは、今の、不透明な世の中を、生き抜いていかねばならない、われわれ自身の姿なのだと思う。

彼らの中に、必ず、自分の姿を、見つけることが、できる。だから、主人公たちに、「共感」して、ついつい、見てしまうのかもしれない。

いままでの「主人公」にはない、「弱さ」と、「強さ」を、併せ持っているだけに、どうしても、このシリーズを、何度も、見たくなってしまうのだ。

最後の最後まで・・・。
「エヴァ」は、今までのアニメのように、すっきりとは、終わってはくれない・・・。
「ハッピーエンド」なんて言葉が、ここにはないのだ・・・。

主人公たちは、すべて、死に絶えてしまう・・・。
そう、この物語で、戦った人々に、「勝利」は、来ない!!
「ヤマト」のような、「達成感」が、ここにはない!!
それでも、それこそが、この、「現実」世界の「写し鏡」に思えて仕方がない・・・。

生きていくということは、どういうことなのか?!
戦って勝ち取るものなど、どこにもない。
失うものばかりが、多い。

恋人・家族・友人・・・。
やがてそれは、「無」の中に、消えていく。
生も、死も、同等な価値だから・・・。
やがて、すべては、「終息(=死)」へと向かうしかない。
だが、その、「終息」に向かう前に、人には、やることがある。
それが、自己の存在を、認め、人の存在を認め、この世界の存在を認めること・・・。
そして、次の世代へ、この世界を残していくこと・・・。
「生の連鎖」を、断ち切ってはいけないのだ・・・。

そんなことを、この物語を、見ながら、考えていた・・・。

すっきりしない、最後・・・。
だから・・・。
悲しくて、仕方がないけど・・・。

でも、この物語を見るたびに・・・。
「自己嫌悪」に陥っている自分を、「許す」ことができる。
そして、「自分の存在」を、許すことができる。
私一人だけが、苦しんで生きているのではないのだと、そう思えるから・・・。
生きている実感こそが、「苦しみ」なのかもしれない・・・。

>自分を愛さなければ、人を愛せないわ・・・。

自分を認めなければ、人を認めることはできない・・・。
自分を大切にしなければ、人を大切にすることはできない・・・。


物語は・・・。
これからの世界を、創るために、すべての「主人公たち」は、消えうせて・・・。
残ったのは、ただ、二人だけ・・・。
それは、「天地創造」にある、人類の起源が、アダムと、エヴァによって、なされたように・・・。
しかも、残った二人は・・・。


劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に
GAINAX 庵野秀明 緒方恵美 三石琴乃 山口由里子 林原めぐみ

キングレコード
2003-11-27
売り上げランキング 480

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


おすすめ度 

スポンサーサイト

コメント

やまぢさん。

こちらこそ、メロトモ申請ありがとうございます。
ココ最近、「放置ブログ」になりつつありまして・・・。申しわけないです。m(__)m!!

映画、母のお腹にいるころから見てまして・・・(笑
三度の飯より、映画が好き!!って・・・。ことになってますが・・・。最近、公開される映画が、多すぎて、全部、見れないのが、悲しいです。

エヴァ・・・。いいですよね。何度見ても飽きないのがいいです。それに、奥が深いというか・・・。これは、「実写版」できないでしょうね。。。

はじめまして☆

メロトモ承認あざーっすw
なんか・・・すごいっすねw俺も映画好きで色々見てるけど、こんな詳しく書けませんよ(泣

エヴァは小学校6年くらいから好きで、良く見てましたwまぁ・・・これがスキって言うのも変ですけどねw

奥ゆかしさと構成の緻密さがすごいと思います!未だに飽きませんよww

そうですね~。
今のアニメって・・・。結構、「哲学的」な感じですね~。
「アキラ」以来、「アニメ」の世界が、「映画」並みに、なっている感じです。
楽しいだけでない、「予測不可能」な、アニメの世界に、たまには、浸るのもいいかもしれません。

わー、エヴァンゲリオン!
懐かしいですね。
私は兄がひそかにビデオで録画していて、ちょっとづつ見てたときがあったんです。
でもまだ中学生だし、なんというか・・・内容が不透明な部分もあったんですね。

だからこの記事を見て、もう一度今度見てみようかなと思いました!!(そういえば劇場版は見てないなー。)

他のアニメとは一線を引いた、すごく奥が深いですよね。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。