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タイトル
「地下鉄(メトロ)に乗って」
観た日にち
11月1日
映画館




監督:篠原哲雄

出演者:堤真一・岡本綾・大沢たかお・常盤貴子

原作:浅田次郎


◆公式ホームページ「地下鉄(メトロ)に乗って

地下鉄はいい、どこにでも、行けるから・・・。

でも。。。

あなたは、大切な人と引き換えに、過去へ、旅立ちますか??

(あらすじ)

主人公の長谷部信次(堤真一)は、衣料品のセールスをしている。
仕事の途中で、乗ろうとした、地下鉄で、偶然に、中学の恩師に、出会ってしまった。。。

そのときから、彼に、次々に、不思議なことが、起きようとは・・・。

彼は、父の小沼佐吉(大沢たかお)と断絶していて、父の戸籍から、籍まで抜いて、母方の姓である長谷部を、名乗っている。
母を引き取って、妻と息子と4人で、暮らしている。
43歳の平凡なサラリーマンといったところだろうか??
だが、彼には、若いみち子という恋人がいた。

ある日、父が、倒れたと、父の会社を継いだ弟から、連絡があった。
また、警察の手から逃れるために、入院したのだろう・・・。
そんな風に、考えていたのだけれど。。。
父の小沼佐吉は、一代で、会社を立ち上げた、人物だが、彼は、「金の亡者」だと思っていた。

ふと、地下鉄で、兄を見かけた、そんな・・・。
兄は、すでに、死んでいるのに・・・。
彼は、地下鉄を戻って、兄の後を追っていくのだった・・・。
そして。。。地下鉄を出ると。。。そこは。。。1964年の東京だった。。。

そこから、この大人のファンタジーといった、ドラマが、始まっていくのだった。。。

参考:

地下鉄(メトロ)に乗って
地下鉄(メトロ)に乗って浅田 次郎

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これ以後ネタバレ↓ (感想)

自分が、嫌っていた父親の過去への旅。。。
それは、兄の死のときから、始まる。
1964年。「東京オリンピック」が、開催されようとしていたときに、さかのぼる。
兄は、京都大学に、行きたがっていたのに、父は、「東京帝国大学」にいけと、いって聞かない。。。
二人は、対立して、兄は、家を飛び出して、そのまま、事故死してしまった・・・。
そのとき以来、彼もまた、父に、反発して、今は、母親の姓を名乗っている。
彼が、地下鉄から、駅を上って、見た世界。。。
兄がいた。
どうか死なないようにと、家に送り届けて、現代に戻ってみたが。。。兄は、死んでいた。

恋人のみち子の家で、うとうとしていたら。。。

昭和21年。。。
今度は、終戦当時の父に出会う。
「アムール」と呼ばれ、ヤミ市で、生き抜いている男。
そこに、みち子も、飛ばされてやってきた。。。
「娼婦」と、間違われて、一斉取締りに、ひっかかり、娼婦たちと、トラックに乗せられるみち子を見て、飛び出してたすけようとするのだが。。。

みち子の部屋で、目を覚ますと、父に、渡した時計が、腕から、なくなっていた。
みち子も、娼婦に、剥ぎ取られた、時計を失っていた。
「でも、これが、残っててよかった」と、彼からのプレゼントの指輪を、大事そうに、なでるみち子が、いじらしい。

そして。。。再び昭和21年。。。
また、父の過去で、一人の娼婦のお時と、出会う。
彼女は、父に、好意を、抱いているようなのだか・・・。
「あいつが、ほれているのさ!」と、強がっている。
そして、父には、すでに、身重の妻が・・・。

戦争中。。。メトロの中。。。
次に、父に会ったのは、父が、出征するとき・・・。
メトロにはじめて、乗ったという父の姿に、思わず、「満州から、生きて帰れるから!」と、いってしまう。
「易者さんですか。」と、驚く父だが・・・。
「もしも、帰れたら、この、千人針を、してくれた娘と、暖かい家庭を作りたい。長男は、学者にして、次男は・・・。」と、将来の夢を話す。

戦争中。。。満州。。。
次に、父に会ったのは、満州の戦時下。
ロシア兵に、追い詰められた、子供たちと先生を身を挺して助けようとする父。。。

再び1964年。。。
そして、最後に、父の過去に・・・。
みち子と一緒に、来てしまった・・・。
それは、兄の死の直前。。。
兄は、母と東京帝大の学生との間に、できた子だった。。。そのことを承知で、母と結婚した父。
父が「帝大」に、こだわっていたわけが、このときわかるのだが・・・。
兄は、母の告白を聞いた直後に、車に轢かれて、死んでしまう。
兄に対して、冷たいと思っていたのだげ、それが、間違いだったと、このときに、わかるのだった。

坂の上の小さなバー「アムール」に、みち子に連れられていくと、あのお時が、大きなおなかを抱えていた。
みち子が、食事を頼むと、「オムライス」を、作ってくれた。
そこへ、父が、うなだれて、やってくる、息子を失ったと、悲嘆にくれているのだった・・・。
そして、生まれてくる、おなかの子に、「みち子」と、名づけるのだった・・・。

それを、みた、みち子は、泣き出してしまう。
そう、みち子は、父と、この女の子供・・・。
二人は、異母兄妹なのだ。。。

みち子の存在が、あまりにも、せつない。
それは、あのアンデルセンの「人魚姫」を、思い出させる。
王子様の幸せを願って、自分は、泡になってしまうことを、選んでしまう人魚姫のように。。。
彼女もまた、煙のように、「過去」の中で、消えてしまうのだった・・・。

「お母さん、あなたと、彼とを、はかりにかけても、いい??」
「親はみんな、子供の幸せを、願うものよ。あなたの愛する人が、幸せになることを選びなさい。」
「お母さん、ごめんね!」
そういうと、みち子は、長い階段を、母を抱えて、転げ落ちた。
母のおなかにいた、みち子は、この、時点で、死んでしまう。
父は、この日、2人の子供を失ったと、号泣した・・・。

現代に、戻って、急いで、みち子のいるはずの、会社にいくと、みち子の席には、違う女の子がいた。。。

そう、彼女の存在は、なくなっていたのだった・・・。


病院にいくと。。。
父の枕元に、時計が、置いてあった・・・。
それは、紛れもなく、過去で、父に出会ったときに、あげたものだった。。。

ふと、メトロに乗って、背広の、ポケットを、探ると、みち子が、死ぬ前に、そっと、背広に、忍ばせていた、指輪に、手を触れた・・・。

彼は、みち子のことを、忘れてしまったのだろうか??
彼女は、あの時点で、「存在しない存在」に、なってしまったのだから・・・。

メトロに乗って、あなたは、誰に会いに行きますか??
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コメント

きょうジェリー・ルイスは連絡する?
バレで講談社がバレでファンタジーとかセールスしないです。
講談社で亡者にセールスしたいなぁ。

きょうは、入院した。

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地下鉄に乗って『地下鉄に乗って』(メトロにのって)は、浅田次郎の長編小説。1994年(平成6年)に徳間書店から刊行された。第16回(1995年)吉川英治文学新人賞受賞作品。過去と現在を地下鉄を通じて行き来し、家族の過去をたどる男性|男を描いた作品。堤真一、岡本綾主演
2007/07/30 21:20 | あのドラマに夢中! |

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